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スタッフコラム

2022.01.21

いい物件ありますか?

こんにちは。カウイエ廣瀬(崇)です。

 

一般的には、4月から新年度を迎える方が多く、それに伴い様々なことを「どうするか」ぼんやり考え始める時期かと思います。

物件探しにおきましては、お仕事や日常が忙しく、憂鬱になり、先延ばしになることも

多いかと思います。

私の場合、妥協に妥協を重ね、最終的には雨風が凌げて、家賃が安ければそれでいい。と言い聞かせてきた為、物件探しに関しては失敗と後悔の連続でした。

住む家の間取りや交通インフラ、周辺情報、光熱費…。失敗をして。後悔を重ねた過去から色々学び、最近では部署内で、社員の賃貸物件探しの相談に乗っております。

「住む」ということ。

私が生まれてから5歳まで住んでいた家はボロボロの倒壊寸前の家でした。

トイレはもちろん汲み取り式です。小さかった私は、穴にすっぽり体が入ってしまいます。和式トイレに落ちる恐怖感と毎日戦っていました。

木造で建付けが悪く、真冬の風が強い日は、窓枠から雪が入り室内に雪が積もったこともありました。

お風呂も。ストーブも。薪だった為、幼い頃かじかんだ手で、父が割った大量の薪を集めていた記憶が未だに鮮明に脳裏に焼き付いています。

この話をすると。

「大変だったね」「よくそんなところで住めたね」と皆さんから言われ、不憫に思われることもあります。

しかし。実は楽しくて。とても幸せでした。

トイレが怖いと父に伝えると、父は手作りの命綱を作ってくれました。仮面ライダーの変身ベルトが付いており、トイレに行くのが楽しみになりました。

部屋に雪が積もった時も、ストーブの前に集まり、家族で一つの布団をかぶり、3分ずつじゃんけんで負けた人が掻き出す遊びをしていました。

薪を集めるのも、くべるのも楽しく、早くから火の怖さ、便利さを学ぶことができました。

大人になってから知った話、家賃、光熱費のほとんど無料だったそうです。

「良い物件ありますか?」

結論から申し上げますとその答えは

「わかりません。」

さらに

「〇〇に〇LDKでいい物件ありますか」

こちらも当然。

「まだわかりません。」

これから長い期間お住いになるかもしれない物件に対し、お客様のことをまだあまり知らずに「あります」なんて絶対言えません。

その物件がお客様の為にいい物件なのか。

中古物件を購入するべきなのか。新築を検討された方がいいのか。それとも今はまだ待って賃貸継続で長期にて検討された方がいいのか。

「旭川土地・中古住宅専門店カウイエ」がプロとしてできること。

私共はこれまでに、たくさんのお客様をご案内させて頂きました。様々な価値観、考え方からお客様に合った情報提供ができるかと思います。

リフォーム、リノベーションを活かして、お客様の理想の物件を具現化することも可能かと思います。あるいは、あらかじめ形が決まっている現在の新築住宅よりも中古住宅+リノベーションの方がご要望を叶えられるかもしれません。

まだお会いできていないお客様が理想の家に「住む」ということ。

間取り、立地、建物の状態だけが理想の物件でしょうか。

先程、私の幼少期のお話をさせて頂きました。問題のある物件でしたが、家賃と光熱費がほぼ無料の物件でした。その間私の両親は、どのくらい生活費を圧縮できたでしょうか。

資金計画は非常に大切です。無理をして理想の物件に住めても、支払いに苦労するようであればそれは本当の意味で理想の物件でしょうか。

私共は提携している金融機関が複数あり、わざわざ銀行に行かなくても、当店にご来店頂くだけで今後の資金計画のご相談に乗らせて頂けます。

お住いについて何かご検討中のお客様がいらっしゃったら、まずはお話を聞かせて頂けたら幸いです。

皆様のご来店、心よりお待ちしております。


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